ダストコントロールの目的
ダストコントロールは、塵・ホコリをコントロールする意味で、「ホコリをたてずに、ホコリを取る」。
そして、美観を高め、建築物の保護を行い、ホコリや粉じんの除去を行うことで人体に与える様々な有害な原因から保護することが目的であります。
ダストコントロールの歴史
「ホコリをたてずに、ホコリを取る」というダストコントロールの発端となったのは、米国で電話中継機に使用されていた特殊布と言われています。
電話中継装置には水分を含んだ雑巾が使えないことから、常温では揮発性のない鉱物油を染み込ませた布でホコリを吸着し、取り除いていたそうです。
1950年代に入ると、米国、キャラウェイ・ミルズ社のグループが現在普及しているマットやモップの原型と思われる商品を開発したと思われています。
これは、アメリカ社会におけるライフスタイルが急速に広めていったともいえます。
アメリカでは土足主体のライフスタイルのなかで、ホコリを嫌う場所や病院等衛生環境を必要とする施設などを中心に「ホコリを立てずにホコリを取る」といったいわゆるダストコントロールシステムが新しい掃除の方法として広がりました。
ダストコントロールシステムの誕生に先立ち、1945年米海軍が「繊維に殺菌効果を持たせる方法」に関する特許を出願や、「洗浄剤をつけたモップ」、その他清掃関連の特許申請が多く提出され、時代の流れとともにダストコントロールシステムは誕生しました。
日本では1962年にダストコントロールシステムが取り入れられ、単純なホコリの除去だけでなく、細菌などのバクテリアの繁殖を防ぐため抗菌剤等が使用されるなどバクテリアコントロール機能を兼ね備えたシステムとして現代まで確立されてきました。
